Analog Disc
東芝音楽工業 LLP-80463(1972/3)
東芝音楽工業 LLP-80663 (1972/11)
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初回盤は72年3月にシングル・ジャケでリリース。帯にはすでにスペース・ロックと謳っています。再発盤は「シルバー・マシーン」のヒットを受けて、急遽ダブル・ジャケにグレードアップし、同年11月のリリースです。
初回盤では、デイヴ・ブロックの発言を紹介しながら、今回の作品がトータルなコンセプトに基づく、ロックオペラであるという点を伝えています。
再発盤はジャケのグレードアップと合わせてライナーもページ数が増やされました。72年当時の情報が盛り込まれており、「シルバー・マシーン」のヒットによって相当クローズ・アップされてきたことが伺えます。ライナーが書かれたのは72年9月頃のため、現メンバーはオリスからキングに、アンダーソンからレミーに変わっているとされています。今野雄二さんは、8月にポートベロで見たホークスのフリーギグ、またレインボウ・シアターでの様子も書かれており、そこから当時のムードや熱気が伝わってきます。ヒットシングルを出す有名バンドになったにもかかわらず、コンサートホールでの有料ギグの傍ら、ロードでフリー演奏するというホークスらしい様子がレポートされています。
以降、国内盤の変遷は以下となります。
1991年に東芝EMIより初CD化。これは同アルバムの全世界初CD化でした。
2010年に1996年リマスターを用いてEMIミュージック・ジャパンから紙ジャケSHM−CDでリリース。
2015年にはWOWOWエンタテインメントより、2015年リマスターによる紙ジャケHQCDがリリース。
2016年にはワーナーミュージック・ジャパンから2015年リマスターによるプラケースSHM−CDがリリース。
・オリジナルLP盤IN SEARCH OF SPACE(1971)のレビュー
・国内初回CD(世界初CD化)-東芝EMI盤(1991)のレビュー/a>
・EXILESさんのCDのレビュー
・国内再発CD-EMIミュージック・ジャパン盤(2010)のレビュー
・国内CD3rdリリース-WOWOWエンタテインメント盤(2015)のレビュー
・国内CD4thリリース-ワーナーミュージック・ジャパン盤(2016)のレビュー
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2019/11/03 update