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1998.11.06. Upload.

"CHURCH OF HAWKWIND"
1982

church of hawkwind

CD:DOJO LIMITED/DOJO CD 86
CD:GRIFFIN MUSIC/GN-0932-2
(with additional track)

1.Angel Voices / 2.Nuclear Drive / 3.Star Cannibal
4.The Phenomenon Of Luminosity
5.Fall Of Earth City / 6.The Church
7.Identimate / 8.Some People Never Die
9.Damage Of Life / 10.Experiment With Destiny
11.Mists Of Meridin / 12.Looking In The Future
13.The Joker At The Gate / 14.Light Specific Date
15.The Lost Messiah

Line-Up



いきなり本アルバムと関係ない話で申し訳ありませんが、本アルバムリリ〜スと同じ'82年、フリックナイフというインディレ〜ベルからホ〜クスのアウトテイクやメンバ〜のソロ、別ユニットなどの音源を集めたコンピレ〜ション盤の「Friends And Relations」がリリ〜スされています。これはシリ〜ズ化(?)され、その後さらに2枚、合計で3枚リリ〜スされました。その一部は後に「The Best Of Friends & Relations」としてCD化されています。

というわけで本題。RCAでの3枚のリリ〜スの内、何故か本アルバムだけが先走って'94年、DOJOというレ〜ベルからの再発です。残る2枚は'96年にEMERGENCYというレ〜ベルから再発されたのですが、その時は本アルバムは再発されていません。RCAが版権をバラ売りしたのでしょうか。どうせなら3枚分まとめて買えばスッキリして(?)よかったのに、DOJO様。このアルバムは後述するように他の2枚とは異質な内容のため、ひょっとして版権が安かったのかもしれませんね。

謎といえば、収録曲も謎です。LPの曲に数曲プラスして、曲順も並べ替えてあります。新たに加わった曲はLP当時のものではなく、「Space Bandits」の頃のメンツによる新録の様です。ちなみにLP時代の収録曲は以下の通り。

1.Angel Voices / 2.Nuclear Drive / 3.Star Cannibal
4.The Phenomenon Of Luminosity / 5.Fall Of Earth City
6.The Church / 7.The Joker At The Gate
8.Some People Never Die / 9.Light Specific Date
10.Experiment With Destiny / 11.The Lost Messiah
12.Looking In The Future

1999.05.31.追加
HAWKWIND DAZE 管理人 様より、

「"The Church"という曲はLPに入っています。参考文献 1.(P61)に記されていないのはミスかもしれません。」

との情報を頂きましたので、CDとLPの曲目を修正しておきました。

参考文献 1. によると、「ほとんどのマテリアルはブロック様のソロアルバム用で、ドラムのマ〜ティン・グリフィンが『はしか』にかかっている間に録音された」という事です。その割にゃドラム叩かせてますけど。あんまり病人コキ使うもんじゃありませんよ、ブロック船長。あ。宇宙船「ホ〜クウインド」の船長がブロック様、メンバ〜は乗員、我々リスナ〜は乗客、ってコトになってるらしいです。ホ〜クスの場合。参考文献 1.にはさらに、「2nd以来始めてブックレットが付いたアルバム」とも書かれておりまして、その一部らしきものがCDのスリ〜ブに印刷されています。このアルバムもコンセプトアルバムかもしれませんね。

1999.06.01.追加
HAWKWIND DAZE 管理人 様より、ブックレットに関する情報を頂きましたので掲載致します。

「LPに付いているブックレットはGRIFFIN盤のCDのインナーで再現されてます。どうなっているかというと、よくある数ページの小冊子型になっていて、歌詞と下手なイラストが書かれているものです。10ページも無かったような。そもそもLP付属のブックレットも本当に薄っぺらいものです。"IN SERCH OF SPACE" 以来云々とか言うほどのものではないです。」

とのことです。ワタシのDOJO盤は単なる二つ折りのスリ〜ブで、掲載されているのは一部だけですが。ん〜〜〜残念。参考のためGRIFFIN盤CDの番号を上に追加しておきました。ジャケットはほとんど同じですので省略致します。


前作「Sonic Attack」とはうって変わってキ〜ボ〜ド、シンセサイザ〜主体で、極めてエレクトロニクス色が濃い内容です。前作ではベ〜スのベインブリッジ単独でクレジットされていた、やはりキ〜ボ〜ド主体の「Virgine Of The World」が、ブロック様との共同クレジット/タイトル変更されて10.「Experiment With Destiny」として収録されています。なんか後半に無理矢理別の曲くっ付けただけ、って気もしますが。・・・あ。ゴメンナサイ・・・

聴き所は9.「Damage Of Life」・・・あ。こりゃ新録か。でもいいですよコレは。ブロック様の「諸行無常ヴォ〜カル」も聴けますし、曲調も「エレクトロニック・フォ〜ク」(?)って感じで。LPではラスト曲の12.「Looking In The Future」も疾走感があっていいです。心なしかギタ〜の音も先祖返っているみたいで○。前作「Sonic Attack」までの脂っこいギタ〜の音ってラントンの好みだったんでしょうか。バンドのギタリストの片割れにそんな音出されちゃブロック様もいきがかり上対抗しないワケにはいかないので渋々同じ様な音出してたとか。好き勝手できるソロアルバム(的な本作)でのギタ〜の音がブロック様の本当の好みだと思いたいですね。

バンドはこの後、久し振りにあのニック・タ〜ナ〜をゲストに迎え、同年RCA時代の最後のアルバムである次作「Choose Your Masques」をリリ〜スします。ギタ〜の音は、再び元に戻って(脂っこくなって)しまいました。ああ。


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