ホークウィンド・デイズ・コラム

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バーニー・バブルス

2003年3月22日


新着情報にお知らせした通り、新作には新たなゲストが参加していたり、ツアーも告知されました。ツアーメンバーはデイヴ、ラントン、ハウス、チャドウィック、アリにゲストでブラウンといったところでしょうか。当初新作のレコーディングには過去バンドに在籍したメンバーも参加との話もありましたが、実際のところは不明です。特にアナウンスがないので、上記5人にゲストという可能性もあります。
現時点での最新作である一昨年のライブCANTERBURY FAYRE 2001はすでに国内の輸入盤店に並んでいるので、すでに聴かれた方も多いと思いますが、現在のホークスは80年代後期からの迷いや元気のなさを払拭するかのような、パワフルかつストレートなムードに包まれています。そうした点で本当に久しぶりのスタジオ録音の新作は大変期待が募ります。ツアーもある5月にはリリースして欲しいです。

ヒプノシスの二人が制作した100 BEST ALBUM COVERを読んでいます。ホークスのジャケは掲載されていませんが、バーニー・バブルスの2つの作品(イアン・デューリーとダムド)が取り上げられています。生粋のアーティスト気質で、マスコミには出たがらず、ギャラについてもあまり頓着のない人柄だったことが述べられています。ホークスの一連の仕事を見ると、SFムードの強い作風に見えますが、他ではもっと幅広く多彩な仕事をしていたことが分かります。

バブルスが70年代にホークスのために描いた LOVE & PEACE ポスターを額に収めたばかりでしたので、今さらながら彼の死は残念なことだったと実感しております。最近のホークスのジャケは彼が担当していた頃に較べるとお世辞にも良いとは言えませんので、もしバーニーがいまだに担当していたら良かったのに・・・と考えてしまいます。


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2003/03/22 update


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