Digital Video Disc
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HAWKWIND | OUT OF THE SHADOWS
SECRET FILMS - SECDVD110 (2004)
(Region Free / PAL)
ジャケはロドニー・マシューズ。
- Aero Space Age Inferno
- Angels Of Death
- Out Of The Shadows
- Time Captives
- Master Of The Universe
- The Song Of The Gremlins
- Time And Confusion
- Hurry On Sundown
- Lighthouse
- The Watcher
- Assassins Of Allah
- Earth Calling
- Sonic Space Attack
- Silver Machine
- Captains Report
- Mission Brief
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DVDの時代に入ってからホークスの既存ビデオがDVDとして再発されてきましたが、これは最初からDVDとしてリリースされた初めての作品。収録は2002年12月、ウインターミニツアーの初日、ニューキャッスルのオペラハウスで行われたもの。デジタルビデオの収録で、画面はクリア、音は5.1サラウンドのフォーマット。SECRET RECORDSのSECRET FILMSレーベルのリリース。
メンバーはブロック、デイヴィ、チャドウィック、ラントン、ゲストでアーサー・ブラウン、ティム・ブレイクが参加しています。ブラウンは2001年のカンタベリーフェスでのSilvermachine でリードボーカルをとったのち、その後ホークスにゲスト参加をしていました。
見所は2人のゲスト、ブラウンとブレイクです。ブラウンは主に過去参加したカルバートの1stソロ CAPTAIN LOCKHEED AND THE STARFIGHTERSの曲を歌っています。久しぶりに歌われるThe Song Of The Gremlinsには、感慨深いものがあります。また彼の70年代初頭に活動していたKINGDOM COME時代の曲Time Captives、CRAZY WORLD時代のTime & Confusionも演奏されます。 後者はR&Bですが、ホークスが演奏しているとは思えないムードで、ラントンは楽しんで演奏しています。
ブレイクはBRONZEレーベル期にステージで定番だったLighthouseを歌っていますが、PCの同期演奏も導入しており、当時と較べるとテクノロジーの発達を感じます。また同曲では彼のシンセソロとヒューイのギターソロの応酬もあります!ただし声はかなり若さを無くしていますし、痩せてしまって老人のようです。トレードマークのデカめがねは健在。動画でLighthouseが観れるのはうれしいですね。
デイヴィはこの頃からドレミのThe Watcherを歌っていますが、アレンジがハード&スピーディーになっていて、なかなかカッコいい感じです。
オマケとしてデイヴ・ブロックのインタビューが入っています。
ステージは後方スクリーンに動的な映像が映し出され、とてもサイケな賑やかさに彩られています。
デイヴはキーボードを置いていますが、ブレイクがかなりの音源をPCで制御しているようで、鍵盤はあまり弾きません。
Time Captivesを歌うブラウン。錨を持っています。チャドウィックが原曲と同じくリズムマシンを使用!
ブラウンは普通の格好で歌うときもありますが、右はアンコールのSonic Space Attackの際の衣装です。結構な年齢にもかかわらず、例のハイトーンな唱法でがんばっています。ちょっと音程外しますけど・・
むさくるしさではNO1のデイヴィ。マイペースなムードで、淡々とプレイ。
チャドウィックのドラムさばきは未だ衰えてはいません。ただ、この人も加入当初に較べると、老けたなぁという印象。リズムマシンも導入するなどの試みをしています。
体調が芳しくないヒューイ。椅子に座りながらのプレイも時折。ただ、以前のギター兄貴的なネック凝視はほとんど見られず、目をつむって弾くようなプレイになっていました。演奏もかつてのゴリ押しではなく、間を取った大人のプレイになっています。
ブレイク先生。左後方にPC、液晶モニターが目立っています。チャドウィックがヘッドホンをしていますので、PCと同期させているようです。鍵盤は2台、左にキーボード用ミキサーというシンプルなセット。
上記ステージ映像以外にブロックのインタビューが収録されています。前年SECRET RECORDSからリリースされたCD&DVD BOX "WELCOME TO THE FUTURE"にもブロックのインタビューが収録されていましたが、それとは別のもの。2003年のアムステルダム公演の話題が出ていますので、おそらく2003年8月か9月に収録されたものと思われます。最近のバンドの話から60年代の話、各メンバーについてや機材など幅広い内容にわたっており、収録も約1時間と中身の濃いものです。
関連情報
・再発盤のレビュー
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2018/07/24 update
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