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1999.08.21. Upload.

"WIR SIND KINDER
DER REVOLTE Vol.1"

"OPEN AIR BURG HERZBERG"

1998

open air burg herzberg

CD:THINK PROGRESSIVE/TPCD 1.807.030

1.Would You Like Some Tea? / GONG
2.Space Baby / GURU GURU
3.Love In Space / HAWKWIND
4.Allerdings WeiBt Du / FAUST
5.Maroc / EMBRYO
6.Ya Habibi / CHIRIS KARRER
7.The Ride & The View / MAN

Line-Up



'98 年、ドイツ (?) の THINK PROGRESSIVE なるレ〜ベルからリリ〜スされたオムニバス・ライブアルバム。国内盤も出ておりまして、ディストリビュ〜タ〜はもうすっかりお馴染みのキャプテン・トリップです。このアルバム、あまりにもマイナ〜なレ〜ベルからのリリ〜スのためか、海外のホ〜クスファンサイトでも全く取り上げられていないのですが、小川様からのメ〜ルでその存在を知り、あわてて探して GET いたしました。情報ありがとうございます。

さて、本アルバムは '91 年からドイツ国内で毎年開催されているサイケデリック・フェスティヴァルのオムニバス盤です。タイトルにオ〜プン・エア〜とある通り野外でのライブの様子。アルバム化にあたっては、いろんな年のいろんなア〜ティストをピックアップして収録しています。我らがホ〜クスは '96 年のライブから 3.「Love In Space」 を収録。ワタシゃ残念ながらホ〜クス以外のア〜ティストに関しては語れるだけの充分な知識がありませんので、ここではホ〜クスについてだけ述べさせて頂きます。

「Love In Space」 の初出は '96 年リリ〜スのアルバム 「Love In Space」。そちらもライブ録音です。尺やアレンジはほとんど同じですね。ただ、こちらの演奏はなんというか・・・イントロのチャドウィックのタイコはヨレるは、ブロック様のヴォ〜カルは生彩に欠けるは、なんかバテてませんか?ホ〜クス様。なんでもこのフェスティヴァル、毎年 7 月末に行われているみたいなので、暑さにヤラれたのかな。夏の野外ってのは結構キツそうですし。まぁ途中からはしっかり持ち直してくれるのですが。しっかし考えてみりゃブロック様、もう 50 過ぎてるんですよね〜。あまりムリせずにカラダをいたわって、末永く活動して下さいませ。あ。でも、最近一部でウワサされてる来日だけはなんとか実現させて欲しいですケド。ぜひぜひ呼んで下さいませ、キャプテン・トリップ様。

曲は 1 曲で終わり (じゃぁないか) なのでその他の情報など。スリ〜ブは 20 ペ〜ジのブックレットになっていまして、会場の様子や '91 年からの歴代のフェスティヴァル告知のポスタ〜写真等が載っています。ペ〜ジをめくるとのっけからジェリ〜・ガルシアみたいなオヤジがすっぽんぽんで歩いていたりします。どうでもいいけど、そこまで脱いだんならクツも脱げよな、オヤジ・・・って大きなお世話ですね。会場には託児施設 (?) なんかもあって、ウッドストックや「Glastonbury Fayre Festival」なんかよりはかなりマシな環境の様です。その辺はさすがドイツ人?まぁそれでも雨なんか降った日にゃどのみちグチャドロの地獄絵図になるんでしょうけれど。

スリ〜ブに載っているフェスティヴァル告知のポスタ〜は、最初の内はシロ〜トっぽい作りなんですが、年を追うに従ってデザインが凝って来ています。細々と始めたら以外と好評で、自然とデザイナ〜なんかも集まって来た、ってカンジでしょうか。そしてそのポスタ〜に書かれている出演バンドと言ったらもう・・・グルグルとかファウスト、アモン・デュゥルなんかの参加バンドが最近も活動しているってのは知っていましたが、その他にもエドガ〜・ブロ〜トン・バンド、チッキン・シャック、コラシアム、ウィッシュボ〜ン・アッシュ・・・アンタたちホントに今でもやってんの?って感じです。まさかハッタリじゃねぇだろうな。そしてなんとまぁ、あのドア〜ズのレイ・マンザレクの名前まであります。ドイツってコテコテのテクノ王国だとばかり思っていたのですが、こんなシ〜ンもしっかりと生き残っていたんですね。怖るべし・・・いや、ウラヤマシイです。

ところで、タイトルに "Vol. 1" とあるってコトは今後もシリ〜ズ化されて続編が出るのでしょうか。各バンドの演奏が 1 曲だけとは考えられないので、この日のホ〜クスの他の曲もいずれ続編で収録して欲しいものですね。まぁ、単独でライブアルバム化してくれりゃさらに結構なんですけど。チマチマと小出しにされるよりは。

ホ〜クスは 「Love In Space」 1 曲、しかも目新しいアレンジがされているワケでもないので、コアなファン以外はツラいモノがありますね・・・って最近コレばっか書いてるような気もしますが。ところで冒頭に述べた通り、国内盤はキャプテン・トリップが出しているのですが、キャプテン・トリップ様、帯はカラ〜プリンタ〜印刷、解説はコピ〜 (しかも一枚の紙に複数印刷して切り分けた物) ってのはあまりにも・・・まぁそれはいいとしても、せめてコピ〜機のトナ〜位マメにメンテナンスした方がいいと思うんですがいかがなものでしょう・・・って大きなお世話ですね、スミマセン。これからもこんなアルバム出し続けて下さい。頼りにしてますよ、ホント (見え透いたフォロ〜ですが) 。

最後に蛇足。4.「Allerdings WeiBt Du / FAUST」 のタイトルの 「WeiBt」 の大文字の 「B」 、ホントはドイツ語のアルファベットなんですが、フォント指定が面倒なので形が似ている 「B」 で代用しました。また、タイトルがあまりにも長ったらしいため、ディスコグラフィのリストでは 「Open Air Burg Herzberg」 と表記してあります。以上ご了承下さい。


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