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1999.08.01. Upload.

"THE PINK FLOYD ENCYCLOPEDIA"
1998

the pink floyd encyclopedia

CD:COLLECTOR'S GUIDE PUBLISHING Inc./CGP-8009

1.Interstella Overdrive
2.Hyperdrive Reprise

Line-Up



'98 年、参考文献 1. と同じ "COLLECTOR'S GUIDE PUBLISHING Inc." より出版された本です。なんでまたピンク・フロイドの辞典が・・・とお思いかもしれませんが、実はオマケにホ〜クスのフロイドトリビュ〜ト CD が付いています。とはいえたった 2 曲、しかもどちらも 5 分位しかやってませんが。それでもその 2 曲のために ¥3590 払ってしまうこの悲しい性。なんかホ〜クスに愛を捧げるというよりは性悪女にせっせと貢いでいる、という気もしますが・・・。

1.「Interstella Overdrive」 は言わずと知れたフロイドのデビュゥ・アルバム 「夜明けの口笛吹き」 に収録の曲のカヴァ〜。オリジナルは 10 分以上やってたと思うんですが。もう少し長くやってもよかったのでは?ちなみに CD のサイズはたった 2 曲にも関わらずフルサイズの 12cm 。まぁ 8cm なんてワケの解らないフォ〜マットの CD シングルを作ってるのは日本だけだ、というハナシもありますが。あらま。また脱線だ。ええと、このサイズなら最大 74 分は記録できるので、目一杯使ってグチャドロのジャムを繰り広げて欲しかったですね。もうそんな体力無いのかなぁ・・・ってワタシもやりたく無いですが (オイ!) 。曲はのっけから高らかに電子音が唸りを上げてどスペイシ〜。ま、タイトルがタイトルだけに・・・。演奏も 「豪快さんが通る」 ってカンジでいいですね。メンツはイマイチ不調の 「Distant Horizons」 の頃なんですが、音の感じは 「Electric Tepee」 のインストに近いです。やりゃぁ出来るじゃん、このメンツでも。もう少しリバ〜ブ多用してもいいかな、って気もしますが。メインリフ終盤の 2 拍 3 連 のキメがいまいちビシッと決まらない辺りがホ〜クスらしくていいですね・・・って失礼か?

2.「Hyperdrive Reprise」 はブロック様単独クレジットのこれまたインスト。こちらものっけから電子音バリバリですが、当時の (早く 「当時」 にしたい!) バンドの南国趣味 (?) を反映してかスティ〜ルドラムっぽい音も入ってますね。3 分程電子音のフリ〜インプロ (?) が続いた後少しだけシンセのシ〜ケンスを挟み、終盤はドラムも入ってギタ〜のインプロになります。とはいってもすぐにフェ〜ドアウトしてしまいますが・・・と思っていると再び 1.「Interstella Overdrive」 のメインリフでフェ〜ドイン。リフの後にはガラッと曲調が変わり、ギタ〜ソロが入ってくるので 「おおいいぞ、もっとやれ」 と期待するのですがやっぱりそのままフェ〜ドアウト。実際はもっと長いことやってた様な雰囲気なんですけど。せっかく時間も余ってるんだし、もっと長く収録して欲しかったですね。しっかし最後に入る波の音、「Distant Horizons」 からの使い回しみたいなんですが、なんか意味あんのか?

本編の (ワタシにとっちゃこっちがオマケみたいなモンですが) フロイド辞典についても少し。ワタシゃフロイドにはほとんど思い入れを持っていないので飛ばし読みしただけなんですが、タイトル通りのフロイド辞典で、A to Z の用語辞典、コンサ〜トデ〜タ、機材デ〜タ等により構成されています。ギルモア氏のギタ〜の変則チュ〜ニングなんかも載っていて、かなり気合の入った辞典ですね。コレがホ〜クスの辞典だったらなぁ・・・ 参考文献 1. の内容もそろそろ古くなってきたコトだし。まぁ最近はネット上にネタがゴロゴロしてるからいいんですが。ちなみにフロイドといえば (そして我らがホ〜クスも) このシンセ、SYNTHI-A の解説も写真付きで載っていました。

フロイドファンなら当然 「買い」 なんでしょうけど、ホ〜クスファンにはどうかなぁ・・・かなりのコアなファンじゃなきゃツラいかも知れませんね。たった 2 曲ですし。まぁ双方のファンなら言うコトありませんが。ホ〜クスなんかにゃ興味が無いフロイドファンをそそのかして買わせ、CD だけ貰ってくる、っていうのもテかもしれません (サイテ〜だ) 。

私事で恐縮ですが、ネタとなるアルバムも尽き、おまけにそろそろ夏休みにも突入しますので、ここの (というか HP の) 更新はしばらくお休みを頂くことになります。休み中はゆっくり静養させてもらって、今後リリ〜スが予定されているアルバムのために精気を養っておこうかと思います。あ。でもコンピ盤のクロスチェックの修正が山の様にあるんだっけ。夏休みの宿題か?やらないだろうなぁ、多分 (オイ!) 。

ちなみに 8 月にはバンドの 30 周年を記念したコンピなどがリリ〜スされるとのことです。まぁダブりモンだったらよほどジャケットが豪華だとかじゃなければ買わないと思いますが (自信無) 。そんなコトよりここでひとこと言いたい!関内ディスクユニオン様、ちゃんとホ〜クスのアルバム、入荷して下さいませ。最近 CASTLE から再発されたアルバムとか、全然入ってこないじゃぁありませんか (・・・ってダブりモンなので買いませんケド) 。あ。でも、今日行ってみたら 「The Elf & The Hawk」 の CD と「Dawn Of Hawkwind」 の国内盤があったか。でもねぇ、買い逃したのもあるから、まだ廃盤になってない奴位全部揃えておいて下さいよ、ホント。一番近場のまっとうな外盤屋として、頼りにしてるんですから、もう。


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