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SIMON HOUSE ROD GOODWAY | HOUSE OF DREAMS

BLACK WIDOW - BWR 060-2 (2002)

Simon House Rod Goodway/ House Of Dreams
ジュエルケース。ブックレット

  1. Curtain Call
  2. Country Charm
  3. Speaking The Truth
  4. Fancy
  5. For Heavens Sake
  6. Action Man
  7. The Reapers Whistle
  8. Waiting
  9. Shadow Land
  10. House Of Dreams

ホークウインドの周辺バンドであるMAGIC MUSCLE(マジック・マッスル)、起源は70年代初頭という歴史が長いわりに正規アルバムが少ないですが、エイドリアン・ショウやハウスが参加しています。ブルーズベースのハードロックを演奏するバンドで、そのリードボーカリストであるロッド・グッドウェイを招き、全ての曲は歌ものというアルバム。ボーカル曲といえどもハウスの独特なコード進行、曲調は不変でメロディアスではあるが馴染みにくい印象があるものの、終曲などに良い感じもあり、今後の作品に期待を持つ。

Curtain Call シンセサイザーのアンサンブルにバイオリンの伴奏、グッドウェイのボーカルはマジック・マッスルでのそれよりもジェントルな歌い方。メジャーコードの進行による爽やかで明るい希望が見えるような楽曲。
Country Charm 繰り返すベースラインが特徴的なブルージーでストイックな曲。
Speaking The Truth ミドルテンポでたおやかな曲。アコースティックなバイオリンとエレクトリカルなバイオリンの対比。
Fancy アップテンポな出だしからスローパートなど、表情をコロコロ変える曲調。ワウのかかったバイオリンがアクロバティックなソロを展開。
For Heavens Sake ピアノのスローなアルペジオをバックに朗々と歌われるバラード。メロディは独特でハウスは極端にメローになる曲調は避けて作曲しているように思います。
Action Man この曲も独特な浮遊感があり、メロディと語り調なボーカルが不思議な印象。
The Reapers Whistle 2曲目と同じような印象のAメロ。Bメロで転調するとやはり独特な雰囲気。
Waiting バイオリン重奏によるクラシカルで哀愁漂う小曲。
Shadow Land アコースティックバイオリンを伴奏にエレクトリックバイオリンがソロをとる、流れるようなカッコイイ曲。 House Of Dreams タイトルチューンで最長の7分。雷雨の効果音から始まる導入はピアノバックにグッドウェイのボーカル。最も親しみやすく美しい終曲。夢見るような美しい終止形。


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2022/03/27 update


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