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HAWKLORDS | PSI POWER / DEATH TRAP

CHARISMA - CB323 (1978)

HAWKLORDS / PSI POWER EPHAWKLORDS / PSI POWER EP DEMO
ジャケット無しでのリリースでした。ベージュのレーベルはプロモ盤(HL001)です。

77年12月に SONIC ASSASSINSを組織するも、翌78年はHAWKWINDとして3月にUSツアーを実施。ツアー中、ハウスが脱退(いずれは復帰という約束だったらしい)、代役をSONIC ASSASSINSのキーボード奏者ポール・ヘイルスが務めましたが、カルバートとブロックはこのUSツアーで非常に疲れ切り、バンド存続を中止することを決めました。翌4月に予定されていたUKツアーはキャンセル。ブロックがSONIC ASSASSINSを組織した背景には当時のHAWKWINDのスタイルに対し疑問があったようです。カルバートはバンドを抜けることも考えていたようですが、ブロックと続けることを選びました。ブロックは新たなスタートで新しいスタイルを築こうとダグ・スミスと話したそうです。そこで、メンバーは、SONIC ASSASSINSの面々を迎え、ブロック、カルバート、ベインブリッジ、グリフィンそして加入を拒んだヘイルスに代わってPILOTなどで活躍していたスティーヴ・スインデルスが加入。バンド名をかつてメディアに頻繁に称された HAWKLORDS として出発しました(マイケル・バターワースの小説のタイトルにも使われていました)。HAWKWIND 解散宣言したUSツアーから半年のインターバルの後、このシングルとアルバムがリリースされました。サウンドは極めて軽くなり小曲志向で、ポップな路線を追求したようなものです。A面はアルバムオープニング曲のショート・バージョンでミックスも異なります。のちにCHARISMAからリリースされる REPEAT PERFORMANCEATOMHENGE版の25 YEARS ONに収録されたテイクです。CDには未だに収録されたことがありません。B面はSONIC ASSASSINS時に書かれたDeath Trapで、アルバム未収曲ですが、のちにP.X.R.5等に収録されることになりました。ホークスらしいハードなナンバーで、A面以上に定番曲となります。


関連情報

・HAWKLORDSのアルバム25 YERAS ONのレビュー


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2018/12/15 update


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