Analog Disc
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FLICKNIFE SHARP 040 (1987)
シングル・ジャケ、インナー・スリーブ有り。インナーには参加メンバー等のクレジットが掲載されていました。
Side A
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Side B
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4月にFLICKNIFEより新作がリリース。内容は過去のライブ音源とスタジオテイクで構成されたものでした。82年のマーティン・グリフィン、ニック・ターナー在籍時のテイクとアラン・デイヴィ&ダニー・トンプソン加入後の84〜87年のどこかで収録したテイク。ロックフィールド・スタジオでのミックスと録音。
ライブと思われるトラックはWaiting For、Solitary Mind、Ghosy Danceですが、判別が難しいです。EXILESさんがCD COLLECTOR SERIES VOL 2 LIVE 1982 CHOOSE YOUR MASQUESで発見されましたように、 Waiting ForとSolitary Mindはミックス違いでそちらにも収録されています。ニックがバンドに戻ってきて、積極的にライブを行っていた時期でしたが、これまでスタジオのテイクが無かったのですが、このアルバムで聴けることになりました。
LPのインナーには各メンバーの参加曲がクレジットされています(あまりアテにならない気もしますが−後述)。メンバーはデイヴ、ベインブリッジ、ラントンがフル参加。リズム隊がデイヴィ&トンプソン参加トラックとグリフィン参加トラックに分かれます。
デイヴィ&トンプソン・トラック: Turner Point、Cajun Jinx、Assaaains、Flight To、Confrontation
グリフィン・トラック: Waiting For、Solitary Mind、Starflight、Ejection、5/4、Ghost Dance
ニックとポール・コボルド(スタジオエンジニア)がゲスト参加。ニックの参加曲ですが、LPのクレジットは A1、2としか表記がなく、どう聞いてもA2では演奏しているとは思えないし、他の曲でも明らかにプレイしています。Turner Pointではフリーキーなサックス、Solitary Mindでは久々のフルート、Ghost Danceではボーカルで参加。バンドはこのアルバムリリース後、久しぶりのヨーロッパ・ツアーに出ます。
なおこのアルバムはのちに CDで FLICKNIFE盤、GRIFFIN盤、DOJO盤等がリリースされますが、本LP収録曲に加えてムアコック参加のCoded LanguagesとWarrior On The Edge Of Timeの2曲がボーナス追加されます。いずれも82年11月12日のハマースミス・オデオンのライブ収録。2015年リリースのATOMHENGEからのCODED LANGUAGES – LIVE AT HAMMERSMITH ODEON NOVEMBER 1982収録のテイクと同じです。
5月のヨーロッパツアー後は8〜9月にUKツアーを実施。そして12月にウインターツアーを行なっています。セトリは黒剣曲、RCA期に加えて過去曲という構成でした。
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2018/05/16 update