Hawkwind Daze Logo

Analog Disc

Top > discography1 > 1980-1981 > HAWKWIND ZOO

HAWKWIND ZOO | HURRY ON SUNDOWN/ SWEET MISTRESS OF PAIN / KINGS OF SPEED

FLICKNIFE FLEP100 (1981)

Hawkwind Zoo/HURRY ON SUNDOWN 12インチ・シングル

81年に入ってから、正規契約のRCAとは別に、過去のマテリアル等をリリースするためにFLICKNIFE RECORDSと契約。大手のレコード会社では、自分達が出したい曲を満足に出せないというジレンマがあったようです。FLICKNIFEは80年からムアコックやカルバートなど、ホークウインド 関連アーティストのソロ作品やサイケ、パンク系バンドの作品のリリースを開始していました。
そのFLICKNIFEからのホークス第1弾リリースは、なんとデビューシングルのリリース前、HAWKWIND ZOOと名乗っていた時のマテリアル。UNITED ARTISTSと契約した時点でバンド名はHAWKWINDとなっていたので、その前のテイク。ダグ・スミスのクリアウォーターに所属となった後レコード会社との契約にこぎつけるため作ったデモと思われます。
Hurry On Sundownは、45回転12インチということもあってか、時代から考えると結構いい音質です。ここでのリード・ギターはミック・スラッテリー。レコードデビュー時には脱退していたので、スラッテリー在籍時の演奏という点で貴重なテイク。間奏部若干のちのホークスらしいフリーキーなギターが聴けますがニックのサックスは演奏されていないようです。Sweet Mistress of Painではニックのサックス・プレイが聴けます。共にリード・ボーカルはブロック。
Kings of Speedは、HAWKWIND名義となっています。詳細は書かれていませんが、75年の同題シングル・カット曲からボーカルを除きインストとし、ミックスを変えてあります。(live) と表記されていますが、スタジオ一発録音かもしれません。


関連情報

・2011年にリリースされたHAWKWIND ZOOのデジタルシングルのレビュー


オリジナルUK盤&日本盤ディスコグラフィAnalog Disc 1980-1981に戻る

2019/08/19 update


HAWKWIND DAZEトップページに戻る