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前年はギグは7月までとし、その後新作INTO THE WOODSの制作にあてました。ベース奏者のウィートン加入後はキーボード専任となっていたナイル・ホーンが脱退し、マグナス・マーティン(Key/G)が加入。彼もホークス周辺バンドの出身者でTRANTISMというバンドのギタリストをしています。ブロック、チャドウィック、ディブス、ウィートン、マーティンの5名で3月からギグを開始。前年のTHE MACHINE STOPS中心のセトリから新旧取り混ぜたものに変更。そしてINTO THE WOODSは4月末には出荷開始。THE MACHINE STOPSの続編と告知され、前作の構築的なスタイルからアグレッシブな演奏主体な作風へと変化。4月から5月はINTO THE WOODSツアーを行い、ステージはアコースティックセットを加えたもので展開。5月26日には縁の地ラウンドハウスでギグ、その模様はレコーディングされ同年にリリースされます。前年のTHE MACHINE STOPSから1年というオールドバンドには早いタイミングの新作で、またしてもチャートインし全英34位という成績。11月には5月のラウンドハウス・ギグがライブアルバムとしてリリース、さらに翌2018年にオーケストラと初共演するツアーIN SEARCH OF UTOPIAの企画が発表されました。70年代のような新作ラッシュ、新たな試みへの挑戦とますます勢いの止まらないホークウインドです。
THE GWR YEARS 1988-1991
ATOMHENGE - ATOMCD 31043
前年のCHARISMA YEARS、RCA ACTIVE YEARSに続くGWR期のボックスセット。XENON CODEX、SPACE BANDITS、PALACE SPRINGSの3枚組。
INTO THE WOODS
CHERRY RED - CDBRED700
久々のトップ30に食い込んだTHE MACHINE STOPS(2016)に続き1年という短いスパンでリリースされたニューアルバム。ホーンが脱退し新たにマグナス・マーティンが加入。ウィートンを核としたドライブ感溢れるハードな楽曲群を軸に力強い作品となりました。この作品もチャートで健闘し34位でした。
OUT OF THE SHADOWS
SECRET - SECDP157
2004年にリリースされたDVDの再発盤。初回はPALでしたが、今回はNTSCフォーマットのDVDとサウンド部分をCD化しています。しかしながらDVD、CD共モノラルとなっており、音的には不満。2002年のアーサー・ブラウンがゲスト参加したギグ。ブレイクも参加。バンドはブロック、ラントン、デイヴィ、チャドウィック、内容はとても良いです。
AT THE ROUNDHOUSE
CHERRY RED - CRCDBOX45
2017年5月のINTO THE WOODSツアーのハイライト、ロンドンのラウンドハウスでのギグを丸ごと収録。前座には元モーターヘッドのフィル・キャンベルのバンドを起用し、ホークスのSilver Machineにキャンベルが参加。ライブ収録された年と同じ年にCD化というスピーディさで発売。DVDは1カメラ、アングル固定で資料的なもの。
1月にフェスに参加、3月31日、4月1日は恒例のバンド主催イベントHAWKEASTERを実施。TOSHのステージではデッド・フレッド・リーヴスも久しぶり参加。参加バンドにはヒレッジのSYSTEM7、現メンバーのマーティンのバンドTRANTISM、ティム・ブレイクもソロで登場しました。 そして6月には新作の情報が飛び込んできました。11月のオーケストラ共演IN SEARCH OF UTOPIAに向けて、ストリングス、サックス、ホーンセクションとのレコーディングを行い9月にROAD TO UTOPIAという新作をリリース、ブロックの旧友クラプトンもゲスト参加。しかしアルバムリリース前にウィートンが脱退、続いてディブスも脱退し、ナイル・ホーンが復帰。その体制で10月〜11月に8回のIN SEARCH OF UTOPIAツアーを実施。マイク・バットが指揮者として参加し、ゲストにアーサー・ブラウンが参加しました。年末には翌2019年はバンド結成50周年を記念し、11月にロイヤル・アルバート・ホールでのスペシャルコンサートを行うと発表されました。
THE EMERGENCY BROADCAST YEARS 1994-1997
ATOMHENGE - ATOMCD 51044
ATOMHENGEのレーベルごとのまとめボックス、前回がGWR期で、次のESSENTIAL期はアルバム数が2枚と少ないため飛ばされ、次に発売されたのがEMERGENCY BROADCAST SYSTEM期。BUSINESS TRIP、ALIEN 4、LOVE IN SPACE、DISTANT HORIZONSの5枚組。
ROAD TO UTOPIA
CHERRY RED - CDBRED730
マイク・バット指揮する管弦楽団をバックに過去曲を再構築したアルバム。ゲストにエリック・クラプトンが参加。レコーディングやプロダクションは外部で行われたためか久々に良い音質の作品。チャート44位。
結成50周年のこの年、年初にロイヤル・アルバート・ホールを千秋楽とした14ギグによる50th Anniversary Tourの発表。バンド体制は昨年からのブロック、チャドウィック、マーティン、ホーンの4ピース体制。4月のイースターにはHawkwind Passport所有メンバーは無料招待というバンド自主フェスティバルPsychedelic Sundaeを行いました。マグナス・マーティンのバンドTRANTISMや前年のIN SEARCH OF UTOPIAツアーの前座THE BLACKHEART ORCHESTRAなどが参加。6月には久しぶりのグラストンベリー・フェスへの参加、7月はスペイン・イビザ島、8月はスコットランドなどのサマーフェスへの参加。そして7月には新作ALL ABOARD THE SKYLARKのリリースが告知され10月に発売。チャートインし34位。11月は50周年記念ツアーを開始、ステージには4名に加えてティム・ブレイクが参加。そしてスペシャル・ゲストとして11/25にはエリック・クラプトン、そして最終日ロイヤル・アルバート・ホールではフィル・キャンベル、ジャー・ウォブルが参加しました。
絶体絶命
マーキー/ベル・アンティーク - BELLE 193119
「絶体絶命」国内再発CD。2019リマスター、ベル・アンティーク 紙ジャケット・シリーズとしてのリリース。SHM-CD仕様、オリジナルの変形ジャケを再現。
ALL ABOARD THE SKYLARK
CHERRY RED - CDBRED782
結成50周年にあたるこの年10月に堂々の新譜としてリリースされました。ブランニューのスタジオ新録ALL ABOARD THE SKYLARKと2017年にステージで展開したアンプラグドのスタジオ録音とライブ収録を収めたACOUSTIC DAZEの2枚組。チャートはTOP40入りの34位。
オール・アボード・ザ・スカイラーク
マーキー/ベル・アンティーク - MAR 193212-3
輸入盤に帯、解説付きの国内仕様盤。新譜の国内盤発売は久しぶり。
ディスコグラフィ1 Analog Disc
ディスコグラフィ2 Compact Disc
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2019/12/01 update