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バンド結成40周年となる本年は、8月に所縁の地ノッティングヒルにほど近いポーチェスターホールで2日間にわたる記念ギグを開催。ブロックの旧友エリック・クラプトンから祝電が届いたり、アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソン、ボンゾのボブ・カーや旧メンバーのキャプテンリズなど多数のアーティストが駆けつけました。通常ギグはスプリングツアーや12月のウインターツアーを行っており、ザ・レヴェラーズのバイオリニスト、ジョン・セヴィンクがゲスト参加しました。アトムヘンジによる旧作の再発は続々と行われ、未発表曲が大量に含まれており、ファンに嬉しいアーカイブスとなりました。
ASTOUNDING SOUNDS, AMAZING MUSIC
ATOMHENGE - ATOMCD 1005
ATOMHENGEからのリマスターのリリースが続々と始まりました。76年カリズマに移籍してからの第1弾、ロバート・カルバートをメインに据えた作品。曲調が大幅に変化し、賛否両論のある作品。全英33位。
HAWKLORDS / 25 YEARS ON
ATOMHENGE - ATOMCD 2006
78年にホークウインドが解散停止宣言、心機一転し今まで別称で呼ばれることのあったホウクローズというバンド名に変更してリリースされたアルバム。小曲志向ですが、QUARK STRANGENESSの流れを組む楽曲群。この一作で終了し翌年新生ホークウィンドに生まれ変わります。全英48位。このリリースにはデモテイク多数収録。
LIVE CHRONICLES
ATOMHENGE - ATOMCD 2007
85年のマイケル・ムアコックのヒロイックファンタジーをベースにしたコンセプトアルバムTHE CHRONICLE OF THE BLACK SWORDのツアーからのライブ・アルバム。ムアコックも参加。
ELECTRIC TEPEE
ATOMHENGE - ATOMCD 1008
長年在籍したハーヴィー・ベインブリッジ、そしてブリジット・ウィシャートの離脱を経て、トリオになったホークウィンドの92年のアルバム。機材を駆使し3人で重厚な音を作り出しています。またコンパクトなトリオならではのバンドの躍動感も魅力。全英53位。
READING 1992
HAWKWIND RECORDS - HAWKVP46CD
上記ELECTRIC TEPEEリリースに伴うツアーの最終日92年5月に収録されたライブアルバム。サウンドボード録音で音質は中の上ですが、演奏内容が素晴らしい傑作ライブアルバム。
QUARK STRANGENESS AND CHARM
ATOMHENGE - ATOMCD 2009
77年、カリズマからの第2弾アルバム。オリジナルメンバーであり、一方でフロントマンの役割もあったニック・ターナーの脱退、ポール・ルドルフとアラン・パウエルの脱退を経て、原点に近づいた作風に変化。定番曲Spirit Of The Age、Damnation Alley、Hassan I Sabhahなどが初登場した名盤。前作を超える全英30位。
PXR5
ATOMHENGE - ATOMCD 1010
78年初頭にレコーディングされたデモや77年のホークウインドのギグテイクなどが収録されたアウトテイク集。しかし定番曲となるDeath TrapやRobotなどを含む作品。全英59位。ATOMHENGEリマスターとして、蔵出しの未発表トラックが多数収録。
LIVE SEVENTY NINE
ATOMHENGE - ATOMCD 1011
79年、ホウクローズがカルバートやスティーヴ・スインデルズ離脱により空中分解。サイモン・キングの復帰、ホークスに相性バッチリのティム・ブレイクが呼ばれ、レコード会社も決まっていない中実施された11-12月のツアーは大好評で、ブロンズ・レコーズとの契約に成功。そのツアーの様子を収録したアルバムが80年にリリースされました。折からのNWOBHMのブームに乗り大ヒット、全英15位。
THE CHRONICLE OF THE BLACK SWORD
ATOMHENGE - ATOMCD 1012
84年から新人アラン・デイヴィがベースで、その友人ダニー・トンプソンがドラムで加入、リズム隊を若いメンバーに刷新。ムアコックの代表作エルリック・サーガを題材に制作されたコンセプトアルバム。よりハードロック色が強まるも、ベインブリッジのキーボード類が多彩に加わり奥行きのある世界観が描かれています。ツアーも好評でしたが、チャートは65位。
LOVE IN SPACE
ATOMHENGE - ATOMCD 2013
95年、ボーカルにロン・トゥリーを含めた4人体制で制作したALIEN4、そのツアーから収録、翌96年にリリースされたアルバム。ALIEN4をベースにカルバート期を思わせるようなシアトリカルなステージがエネルギッシュに展開されています。
HAWKLORDS / LIVE 78
ATOMHENGE - ATOMCD 1014
以前、DOJOやGRIFFINからリリースされていた78年のホウクローズのギグテイク。それに未発表の同日の演奏が追加されています。
40TH ANNIVERSARY PARTY COMMEMORATIVE CD
HAWKWIND RECORDS - HAWKVP777CD
69年のデビューギグから数えて40周年目の節目として、ノッティングヒルゲートで記念ライブを実施。その際に配布されたスペシャルCD。既発曲に加えて新テイクも含み、ここだけのトラックもあり。
LEVITATION
ATOMHENGE - ATOMCD 3016
LIVE SEVENTY NINEの絶好調を受ける中、キングの脱退があり、たまたまヒュー・ロイド・ラントンの奥さんマリオンが働いていたジンジャー・ベイカーのオフィスで本人に参加要請したところ、参加決定。ベイカー参加による新作は80年にリリース、全英21位とまたまた好評。ベイカーのテクニックに引っ張られて全体にテクニカルな印象。初のデジタル録音ということもあり少し軽めのサウンドですが、名曲Levitation、Who's Gonna Win The Warなどが含まれる評価の高いアルバム。
同年のツアーからギグテイクが散発的に色々なアルバムに収録されましたが、ここではそれらをまとめて聴けるようにCD2-3に収録。
スピリット・オブ・ザ・エイジ〜アンソロジー1976-1984
WHDエンタテインメント - IECP-20187/188/189
アトムヘンジの日本盤は2009年暮れから、当時WHDエンタテインメントからリリースが始まりました。紙ジャケ型のケースにペーパースリーブ。
ザ・ドリーム・ゴーズ・オン〜アンソロジー1985-1997
WHDエンタテインメント - IECP-20190/191/192
紙ジャケ型のケースにペーパースリーブ。
アストウンディング・サウンズ, アメイジング・ミュージック
WHDエンタテインメント - IECP-10208
紙ジャケにインナースリーブも再現。
クォーク, ストレンジネス・アンド・チャーム
WHDエンタテインメント - IECP-20176/177
紙ジャケでシングルスリーブを再現。ボーナストラックを含むCD2のスリーブはEP Quark Strangeness And Charmを使用。
ホウクローズ/25年間〜25イヤーズ・オン
WHDエンタテインメント - IECP-20178/179
紙ジャケ、インナースリーブ再現。当時の国内盤のバンド名「ホウクローズ」表記を採用。
ホウクローズ/ライヴ ’78
WHDエンタテインメント - IECP-10209
原盤ATOMHENGEのCDのジュエルケースを紙ジャケ仕様に変更。
P.X.R.5
WHDエンタテインメント - IECP-10210
紙ジャケ。原盤の初回付録、Family Treeは再現されず。
ホークウィンド・ライヴ(ライヴ '79)
WHDエンタテインメント - IECP-10211
紙ジャケで原盤LPのシングルジャケットを再現。
レヴィテイション
WHDエンタテインメント - IECP-20180/181/182
紙ジャケ。国内盤初回邦題「宇宙遊泳」は採用されず。CD2およびCD3はWho's Gonna Win The WarのEPジャケを使用。
黒剣年代記〜ザ・クロニクル・オブ・ザ・ブラック・ソード
WHDエンタテインメント - IECP-10212
紙ジャケで原盤LPのインナースリーブを再現。
ライヴ・クロニクルズ(完全版)
WHDエンタテインメント - IECP-20183/184
紙ジャケで原盤LPのシングルジャケットを再現。元々2枚組にも関わらずシングルジャケでした。
ラヴ・イン・スペース
WHDエンタテインメント - IECP-20185/186
紙ジャケで原盤LPのダブルジャケットを再現。
エレクトリック・ティーピー
WHDエンタテインメント - IECP-10213
紙ジャケで原盤LPのダブルジャケットを再現。ジャケの通し番号も再現。
ディスコグラフィ1 Analog Disc
ディスコグラフィ2 Compact Disc
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2018/09/17 update