Hawkwind Daze Logo

Compact Disc

Top > discography2 > 2010 > BLOOD OF THE EARTH (LIMITED EDITION)

BLOOD OF THE EARTH (LIMITED EDITION)

EASTWORLD RECORDINGS - EWO043CDLTD (2010)

Hawkwind BLOOD OF THE EARTH Limited Edition 2CD
ペーパーボックス、見開き紙ジャケ、ブックレット、PLASTICHEADのホークスカタログチラシ。
Hawkwind BLOOD OF THE EARTH Limited Edition 2CD

DISC 1
  1. Seahawks
  2. Blood Of The Earth
  3. Wraith
  4. Green Machine
  5. Inner Visions
  6. Sweet Obsession
  7. Comfy Chair
  8. Prometheus
  9. You'd Better Believe It
  10. Sentinel
DISC 2 (LIVE)
  1. Space
  2. Angels Of Death
  3. Wraith
  4. TIde Of The Century
  5. Magnu
  6. Levitation
  7. Long Gone (BONUS TRACK)
  8. Inerview 2010

ボーナスディスク付きのLimited Edition2CD版。DISC 1には、レギュラー版1CDのトラックが収録されていますが、そちらに追加されていたボーナスのStarshineはここには収録してされていません。ブックレットの曲目リストには入っていますが、クレジットミス。
DISC 2はライブテイクを収録。収録日の記載がありませんが、ゲストプレイヤーとしてザ・レヴェラーズのバイオリニスト、ジョン・セヴィンクが記載されているので、前年2009年の12月のツアーでのテイクとなります。ブロック、チャドウィック、ブレイク、ディブス、ホーン、セヴィンクという編成。

Space デイヴによる語り曲。バックは電子音のみ。Space Is Deep の歌詞を一部使用しています。このトラックはステージではオープニングではなく、比較的前半に演奏され、次のAngels Of Deathへのつながりはそのままです。
Angels Of Death ツインギターの威力が発揮されパワーアップ。イントロのリフからスピーディ、メインボーカルはデイヴでディブスも一緒に歌っています。ブレイクの電子音、セヴィンクのバイオリンが音を埋めています。中間部のソロパートはブレイクのシンセソロ、ホーンのギターソロと続きます。ディブスのベースもかなりドライブしており、レミー〜デイヴィの流れを踏襲していることが分かります。そのままリフのリピートが延々と続き、渾然一体となって突き進みます。7分台でコーラスパートが戻ってきて8分30秒で終了。
Wraith ステージでは中盤に演奏されていました。スタジオテイクに比べると、いきいきとしています。中間のフリーパートの幻覚感も良いです。ホーンがギターソロ弾いていますが、音量抑えめ。
Tide Of Century ブレイクの2000年発表のソロアルバムのタイトルナンバー。こちらもチャドウィック&ディブスのリズム隊演奏に加えて、セヴィンクのバイオリンが大変効果的なサブメロをプレイしており、ライブらしいアクティブなトラックになっています。 ブレイク先生はピアノプレイ中心というところもなかなかファンにはうれしいところです。最後はシンセソロで締めます。
Standing At The Edge Of Time ディブスの朗読。
Magnu こちらもかっ飛ばしプレイ。ボーカルはブロックとディブスが交互に歌います。間奏部、まずはブレイクのシンセソロ、つづいて電子音ソロ。バックの演奏に徐々に別のコード進行がかぶってきますが、これはParadoxのコード進行。コーラス後にデイヴのギターソロ。またMagunuのコードに戻って終了。8分強。
Levitation この曲の演奏も嬉しいですね。ステージでは後半のためか、デイヴのボーカルがややよれてますが、演奏は手に汗握るあのリフが延々と続きます。ライブテイクはここまで。
Long Gone 切れ目なしで、シド・バレットのカバー曲、雑誌MOJOの付録CDに収録されたテイクです。スタジオテイクですが、前曲からつながっているので、ライブがそのまま続いているかのような印象があります。原曲はアコギとオルガンによるアシッドフォークですが、ホークスはバンド演奏でハードロックにアレンジ。
Interview 2010。ブロックやメンバーに対するインタビューが収録されているものと予想していたのですが、実際は異なりました。観客の歓声が入ったりして、一瞬ステージインタビュー?と一瞬思わせるのですが、ブレイクさんが時折キーボードを演奏してみたり、リズムが鳴ったり、ギター弾いたり、サンプルのSEが鳴ったりと、スタジオで遊びながらメンバーがざっくばらんに会話したりと、お遊びトラック。デモトラックのような音も流れます。結構ブレイク先生話してますが、インタビューというよりは好き勝手に話している状況です。約10分。
ステージ丸ごとの収録にはなりませんでしたが、新メンバーでのライブの活き活きとした演奏が楽しめるボーナスCDです。ブックレットにはClassic Rock Magazineのデイヴ・リングのライナーが掲載されており、TAKE ME TO YOUR LEADERリリースの2005年以降のホークスの来歴が記載されています。(1CD版には未掲載)


関連情報

・BLOOD OF THE EARTHの通常盤のレビュー

・BLOOD OF THE EARTHのアナログ盤のレビュー



オリジナルUK盤&日本盤ディスコグラフィ2 Compact Disc 2010に戻る

2018/01/01 update


HAWKWIND DAZEトップページに戻る