ホークウィンド・リユニオン
Hawkestra at Brixton Academy

ステージ・レポート速報!
会場 Brixton はロンドン市内の南部に位置します。地下鉄から出たら黒人の比率が非常に多く、ここは USA かと思いました。街はゴミだらけで、汚いです。観光客がくるような雰囲気ではありません。まずは Beehive という今日はファンが集まっているらしい、パブを尋ねました。地元の人たちに混じって、今夜のステージに駆けつけたファンが、あちこちで歓談していました。皮ジャン、ジーパンもしくは皮パンツとか普通の格好の人などさまざま。ホークスのTシャツを着ている人が多いです。また今夜はレミーが出演するので、 Motorhead のファンも見かけます。当然年配の人も結構います。結局TVの取材は無かったようです。
会場1時間前に現場に行くとすでに並んでいます。すでに昼間のバンドが中で演奏しているようでした。客の入れ替えはきちんとするのかと思っていましたが、結局やってなかったようで、実にいい加減です。待つに待つこと2時間!やっと20:00過ぎにドア・オープン。みんなイライラして罵声、叫び声が飛び交ってました。しかし待つ間はビールをあおって、周囲にはすでにハ*シの香りがたち込めています。 やっぱ今でもこうなんですね。
中はゴミだらけ、ヒドイ汚れ方です。エントランスがちょっとしたクラブになっていて、踊ってる連中もいますし、中はアルコールを売りまくっています。
客層は20代から30代が中心ですけど、ロック・ファンなので、お世辞にも柄がいいとはいえません。やたら fu*k'n を交えて喋っています。ホークス・グッズの販売店が開いていました。そこで仰天!なんと予告されていた HAWKVP シリーズが一挙に売っている!!しかも WEIRD シリーズ、ほとんど全てと FAMILY TREE まで。これには本当に驚きました。今まで1枚ごとに長いインターバルがあったのに、ここにきてこんなにまとめて発売されるとは!UK のコレクターに訊いたら、やはり初めて見たとのこと。まさにここで初めて市場に出たとのこと。ここではキャップとTシャツを購入したためCDは全部買えるほど持ち合わせが足らず、とりあえず FAMILY TREE のみ入手しました。詳細はこちら
一見おとなしく並んでいるように見えますが、実際は罵声と嬌声が飛び交う一触即発のヤバイ雰囲気。夕方のバンドの演奏が長引いていたようです。
会場は結構大きく、椅子はありませんのでフルスタンディングか地べたに座るようになっています。カーペットがひいてありますが、みんなバンバンタバコやハ*シ吸ってはそこらに投げ捨てています。アルコールのカップや缶もいたるところに散乱、ヒドイ有様。
以前からメールやトレードで親交のあったドイツの友人と現場で会うことを約束しておりました。互いにポートレイト画像を事前に知らせていたので、先方が先に気付いてくれました。お互いを確認して「信じられない!」と抱き合ってしまいました。東洋人はほとんどいませんでしたので、探しやすかったと思います。こちらが先方を見つけるのはたやすいことではないですし。ちなみに東洋人は私以外では、やはり日本から来ていた MOTORHEAD のファン数人のみだったようです。さらに UK や USA のコレクター仲間も出てきて、みんなでビールをのみつつホークス話で盛り上がりました。もちろんトレードもかかさず。日頃メールや手紙でやりとりしている海外の友人達と、こうした場で初対面で会うっていうのは感動でした。ホークス・ファンやってて良かったと思いました、本当。
そうして歓談している中、ホークスのステージは23:30から何の前触れもなく、いきなりスタート。デイヴィを中心に右側はいつものとおりブロック、右端手前にはキーボード、左側にもキーボードがあり、その奥には Audio Generator 関係、ステージ中央奥にはドラムが2台とパーカッションという配列。ドラムはチャドウィック、キーボードはブレイク、ハウスはバイオリンという編成でのスタート。

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