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1998.11.12. Upload.

"ELECTRIC TEPEE"
1992

electric tepee

CD:DOJO LIMITED/DOJO CD 244

1.LSD / 2.Blue Shift
3.Death Of War / 4.The Secret Agent
5.Garden Pests / 6.Space Dust
7.Snake Dance / 8.Mask Of The Morning
9.Rites Of Netherworld / 10.Don't Understand
11.Sadness Runs Deep / 12.Right To Decide
13.Going To Hawaii / 14.Electric Tepee

Line-Up



ブロック様所有のスタジオで録音された初のアルバムだそうです。プロデュ〜スやエンジニアリングはもうすっかりおなじみのポ〜ル・コボルド。LPでは2枚組、CDではほとんど収録時間限界の74'38"もやってます。参考文献 1.には78分、って書いてあるので、CDではいくらか削られた部分があるのかもしれません。

ついにホ〜クス史上初のトリオ編成になってしまいました。が、参考文献 1.の'92年のブロック様のインタビュ〜では「俺達ゃトリオ編成を楽しんでるよ」みたいな発言をしています。それにしてもライブはキツいだろ、と思ったんですが、その後トリオ編成でのライブ盤を2枚も出しているところを見ると大した問題じゃなかったんでしょう。機材も進歩した事ですし。ブロック様曰く、「問題はファンがフロントマンを見たがっている事だ」そうです。

自分のスタジオでの録音で、録音やミックスダウンにかける時間を気にしなくてもよくなったためか、音の密度が増しています。土台はドラム、ベ〜ス、ギタ〜の演奏で、その上に電子音が絡む、というおなじみのパタ〜ンなのですが、今回は電子音がハンパじゃありません。ほとんど鳴りっぱなし、って感じです。当時のブロック様のスタジオって24トラックのレコ〜ダ〜だったらしいんですが、10トラック位電子音に使ってそうだな、こりゃ。全体的にリバ〜ブも多めにかけていて、スペイシ〜感満点で○。

1.「LSD」などその最たる例でしょう。一発目からやってくれますね〜。LPでは1.「LSD」、4.「The Secret Agent」、8.「Mask Of The Morning」、12.「Right To Decide」が各面のトップ曲なんですが、必ずこのテのインパクトのある曲で始まり、2.「Blue Shift」の様なキ〜ボ〜ド主体のインスト、6.「Space Dust」の様なエレクトロニックな曲などを織り交ぜて進行します。12.「Right To Decide」はカッコいいですね。コリャ絶対ライブでやるぞ、ノリもいいし、って思ってたら案の定、次のライブ盤、「The Business Trip」のハイライトで演ってました。

7.「Snake Dance」には唯一クレジットにベインブリッジの名前が。タイトル通りインドの蛇遣い、という印象のリフが延々と続きます。そういえばこういういかがわしい曲作るのって、いつもベインブリッジだった様な気もする・・・ルックスも「気○い博士」って感じだったし・・・あ。ゴメンナサイ。ちなみにこの曲、'90年のツア〜を録音したライブ盤「California Brainstorm」に収録の「Eons」で曲の原形を聴く事ができます。

13.「Going To Hawaii」のタイトル、ちょっと面食らってしまったんですが、参考文献 1.のブロック様のインタビュ〜を読んで納得。なんでもハワイの火山を見にいって地球の内部のパワ〜がどうだこうだ、「Earth Ritual」がどうしたこうした、などと言っております。いや〜安心。ワイキキビ〜チでの〜てんきにサ〜フィンなんかされたらどうしよう、とか心配してたんですけど。そんなわきゃないですね、ブロック様。失礼。

さて、トリオ編成での2発目の次作「It Is The Business Of The Future To Be Dangerous」(長すぎる!)ですが、ワタシはいまだに見た事がありません。参考文献のネタも本作止まり。ジャケットも曲目も不明なため、UPする事ができません。スミマセン。購入するか、ネット上で何か情報が見つかるかした時にUPさせていただきます。


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