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1998.10.29. Upload.

"SPACE RITUAL"
1973

space ritual

CD:ONE WAY RECORDS/S22 57659
CD:EMI/7243 8 35487 2 9 (with bonus track)

1.Earth Calling / 2.Born To Go
3.Down Through The Night
4.The Awakening / 5.Lord Of Light
6.Black Corridor / 7.Space Is Deep
8.Electronic No.1 / 9.Orgone Accumulator
10.Upside Down / 11.10 Second Of Forever
12.Brainstorm / 13.7 By 7 / 14.Sonic Attack
15.Time We Left This World Today
16.Master Of The Universe
17.Welcome To The Future
18.You Should'nt Do That
19.Master Of The Universe
20.Born To Go


Line-Up



'72 年 12 月 22 日、リバプ〜ル・スタジアムと '72 年 12 月 30 日、ブリクストン・サンダウン (何処?) でのライブ録音。実際には後にスタジオでかなりのオ〜バ〜ダブがされたというウワサもあります。そう言われてみりゃ、この頃の他のライブ盤と比べて、このアルバムでの演奏はかなりマトモですね。

ONE WAY RECORDS 盤は 1.「Earth Calling」 と 2.「Born To Go」 がまとめて 1 曲にされています。また、どっちも 2 枚組 CD なんですが、ボ〜ナストラック収録の関係からか、ONE WAY RECORDS 盤では LP に忠実に 8.「Electronic No.1」 と 9.「Orgone Accumulator」 の間で区切られていたのが、EMI 盤では 12.「Brainstorm」 と 13.「7 By 7」 の間で区切られています。

で、内容はというと、これはもう超強力です。説明不用の問答無用、全編ギンギンです。「Doremi Fasol Latido」 では 12 弦アコ〜スティックを使用して、しっとりした (?) アレンジだった 3.「Down Through The Night」 も、見事にロックバ〜ジョン (?) になってます。12.「Brainstorm」 にいたっては、もうサイケだパンクだメタルだプログレだなんていうジャンル分けなど全チャラ、「何?グランジ?そんなもん 26 年も前にホ〜クスがやってたじゃぁねぇかてやんでい!」 って感じです。

演奏もさることながら、ステ〜ジ上の演出も物凄かったらしいですね。残念ながらジャケット写真でちらっとしか見ることが出来ませんが。照明、スモ〜ク、レ〜ザ〜光線、シャボン玉、何でもアリだったらしいです。ダンサ〜なんかも起用していたようで、ステイシアというナイスボデ〜の女性ヌ〜ドダンサ〜がこの頃準メンバ〜的に参加しています。確証はありませんが、シングル 「Silver Machine」 のコ〜ラス部で 「Silver Machine!」 と叫んでいるのはこのヒトだと思います。ライブではステ〜ジ上をすっぽんぽんで踊り狂っていたとのこと。そういえば、「In Search Of Space」 の裏ジャケットにもピンボケ写真が写ってましたっけ。毛、見えてますよ、いいのかな。コンピレ〜ション盤の 「Sonic Boom Killers」 のインナ〜スリ〜ブでもその勇姿を見ることができます。しかし、この頃のフィルムとか、残ってないんでしょうか。ゼヒ見てみたいんですが・・・あ、ステイシアを見たいワケじゃなくて、ステ〜ジの模様を、です。

シンセサイザ〜も絶好調。デル・ダトマ〜 (syn.) に加えて、初期のメンバ〜だった DikMik までが 「Audio Generator」 のクレジットで参加。全編に渡ってシュワシュワ、ピロピロ、ひらりらりんとやってくれます。 SYNTHI-A でもいじりながら聴いたらサイコ〜ですね。電気暗くして、お香とか焚いて、酔っ払うかラ○るか (おい) して。昔よくやりましたよ、コレ入手した当時は。酔っ払う方ですけど、当然。まだギタリストだったんで、ギタ〜弾きながらだったんですけど。夜中に爆音で・・・近所迷惑だったですね、結構・・・って今もあんまり変わらないか。

残念な点といえば大ヒット曲、「Silver Machine」 が収録されていない、ってコト位です。しかしなぜ入れなかったんでしょうか。やってないワケないんですが。アンコ〜ルにとっておいたら、ステ〜ジ終了後にメンバ〜全員ラリラリになってて出来なかったとか・・・なんかありそうな話でコワイ・・・

バンドはこの後、ヴァイオリニスト / キ〜ボ〜ディストのサイモン・ハウスを迎えて黄金期のラインアップとなり、翌 '74 年にプログレ・ホ〜クスの名盤 「Hall Of The Mountain Grill」 をリリ〜スします。

ボ〜ナストラックの 18.「You Should'nt Do That」 はコンピレ〜ション盤 「Psychedelic Warlords」 収録のバ〜ジョンとほぼ同じです。こちらはリマスタ〜のおかげで音質アップ、若干長めになってますが。また、「Acid Daze」 などのいくつかのコンピレ〜ション盤では演奏終了後の結構長い MC も聴くことができます。ボ〜ナストラックの残る 2 曲は、ワタシが知る限りでは他では聴けません。


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