1998.11.13. Upload.
"LOVE IN SPACE"
1996
CD：EMERGENCY BROADCAST SYSTEM LTD/ESSBCD 120
DISC 1
1.Abducted / 2.Death Trap
3.Wastelands
4.Are You Loosing Your Mind ?
5.Photo Encounter / 6.Blue Skin
7.Sputnik Stan / 8.Robot
9.Alien I Am
DISC 2
10.Xenonmorph / 11.Vega
12.Love In Space / 13.Kapal
14.Elfin / 15.Silver Machine
16.Welcome / 17.Assassins
Line-Up
'95年の｢Alien ツア〜｣の録音です。前作｢Alien 4｣を受けてのツア〜で、前々作｢The Business Trip｣とは違い、コンセプトライブになっている様です。しかし最近ライブ付いてますね〜ホ〜クス様。ま、実際にライブを見る事のできない日本の一ファンとしては嬉しい限りですが。
ブックレットにあらすじ(？)らしきものが載っていました。エイリアンに誘拐され、アタマのなかにシリコンチップを埋め込まれ、｢俺はエイリアンになってしまうのではないか｣と恐れおののく男がヴェガ(琴座の1等星)に旅をしてどうのこうの、人工衛星のクズを集めて商売しているSputnik Stanがどうしたこうした、とか書いてありました。 相変わらずですね〜この世界。ブックレットにはステ〜ジの写真も多数載っているんですが、巨大なロボット(？)の人形はあるは、火吹き芸人はいるは、エイリアンの面をかぶってマント着た奴はいるはで、そりゃもう面白そうです。ビデオ出してくれないかな。クレジットにはダンサ〜2人、火吹き芸人2人の名前があります。
クレジットといえば、男性ヴォ〜カリストとして、ロン･トゥリ〜という名前もあります。前作｢Alien 4｣から加入したようですね。作曲(詩？)にも参加しています。正式メンバ〜としてやっていくのでしょうか。カリスマ時代のカルヴァ〜トみたいな役所ですね。実際本作のカルヴァ〜トがらみの曲はトゥリ〜が唄ってますし。ま、ヴォ〜カルを完全に仕切ってるワケではなく、ブロック様もデイヴィも唄ってくれているのでその点は安心(？)なんですが。
9.｢Alien I Am｣はブロック様がヴォ〜カルをとるナンバ〜。カッコいいです。ざっくりとした作りがいいですね。声を放り出すような唄い方も○。よく解らない表現ですね、スミマセン。イントロと中間部の語りの所で声のピッチを変えていますが、さすがにもう SYNTHI-A は使ってないでしょうね。ARESISの｢VOCALIST｣(エフェクタ〜です)でも使ったんでしょうか。12.｢Love In Space｣もブロック様のヴォ〜カル曲。さめざめとしたコ〜ド進行に乗せて得意(？)の｢諸行無常唱法｣を聴かせてくれます。中間部はハ〜ドに展開し、そしてまた諸行無常に戻ってきます。しかし声変わらないですね〜、ブロック様。これからも声帯大事にして下さいませ。
今回はコンセプトライブという事で、定番ナンバ〜はあまり演ってないんですが、15.｢Silver Machine｣16.｢Welcome｣はコンセプトにも合ったんでしょうか。15.｢Silver Machine｣は言うまでもない大ヒットナンバ〜。ウケにウケてます。トゥリ〜のヴォ〜カルは線が細い(カルヴァ〜ト的)のですが、ブロック様と違ってシアトリカルにやってくれます。その辺もカルヴァ〜トっぽいですね。で、16.｢Welcome｣でステ〜ジは終わり、いったんフェ〜ドアウトするのですが、再びフェ〜ドインしてきてアンコ〜ルの17.｢Assassins｣を演奏します。お察しの方もおられるかと思いますが、｢Hassan I Sahba｣または｢Assassins Of Allah｣、｢ハッシッシ｣です。イントロが長くて本編が短いのがタマに傷。
このアルバムをリリ〜ス後、なぜか長年ベ〜ス･ヴォ〜カルを勤めてきたアラン･デイヴィが脱退してしまいます。ええ？なんで？なんかその後ソロ活動でアルバムリリ〜スやツア〜なんかもやっているみたいです。ま、仕方ありません。｢来る者拒まず･去る者追わず｣が｢諸行無常｣の精神ですから。バンドはトゥリ〜にベ〜スを弾かせ、さらにギタ〜etc.担当のジェリ〜･リチャ〜ズを迎えて翌'97年に次作｢Distant Horizons｣をリリ〜スします。
本アルバムと同時期に、同タイトルのEP(CDですが)もリリ〜スされています。お間違えなきようご注意下さい。ていうか両方買いましょう。
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