Analog Disc
東芝EMI LLS-80272(1975)
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国内盤は原題やジャケの崖っぷちに立つ戦士の印象から「絶体絶命」と題されました。帯には「壮絶な宇宙空間での戦いを描くサウンド・スペクトル」と記され、この作品の壮大な作風を伝えています。ジャケは原盤の変形は再現されずシングルジャケですが、オリジナルのカバーを再現した盾の形になったポスターが折り込まれ封入されていました。今回も大貫憲章さんのライナーです。前作と大きな変化はないが、ハウスのキーボードがバンドに美しい風景を持ち込んだと評しています。75年6月に書かれたライナーですが、本国やUSで大規模なツアーを行ったり、レミー脱退も起きていましたが、日本では情報が無かったようで、バンドの動向は書かれていません。日本では後年評価されるアルバムですが、この当時は話題にもならなかったようです。シルバーマシーンのヒットからわずか3年しか経っていないのですが。
国内盤については、この後キングレコードより81年にレコード再発。その後2013年のアトムヘンジによる正規CD発売まで、実に32年間リリースが待たされました。CDリリースでは待望の紙ジャケでオリジナル変形ジャケを再現しています。2019年にはCD再発盤が2019リマスターとしてリリースされました。そちらも変形ジャケ再現。
・このアルバムのオリジナルUK盤(1975)のレビュー
・LPの日本再発盤(1981)のレビュー
・LPのアメリカ盤プロモ(1975)のレビュー
・EXILESさんのCDレビュー
・ATOMHENGE STANDARD EDITION(2013)のレビュー
・アトムヘンジ国内盤「絶対絶命」(2013)のレビュー
・ATOMHENGE THREE DISC EXPANDED EDITION(2013)のレビュー
・上記の国内盤「絶体絶命」トリプル紙ジャケット・デラックス・エディション(2013)のレビュー
・ATOMHENGE SUPER DELUXE BOXSET LIMITED EDITION(2013)のレビュー
・上記の国内盤「絶対絶命」スーパー・デラックス・ボックス・エディション(2013)のレビュー
・CDの国内再発盤「絶対絶命」(2019)のレビュー
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2019/06/04 update