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ホークウィンド | 絶体絶命

東芝EMI LLS-80272(1975)

ホークウインド「絶体絶命」
オリジナルの凝ったジャケは再現されずシングル・ジャケでしたが、代わりにポスターが付いていました(下)。
ホークウインド「絶体絶命」付属ポスター表ホークウインド「絶体絶命」付属ポスター裏
オリジナル・ジャケを開いた状態のポスターが別添。両面印刷で再現。
インナー・スリーブは再現されませんでした。解説:大貫憲章

Side 1
  1. 襲撃、砲門の嵐
  2. 炸裂する空間
  3. 悪魔の角笛
  4. オーパ・ローカ
  5. 狂人
Side 2
  1. マグヌー
  2. 窮地
  3. スパイラル・ギャラクシー 28948
  4. 戦士
  5. 死の海
  6. スピード狂のロックンロール

国内盤は原題やジャケの崖っぷちに立つ戦士の印象から「絶体絶命」と題されました。帯には「壮絶な宇宙空間での戦いを描くサウンド・スペクトル」と記され、この作品の壮大な作風を伝えています。ジャケは原盤の変形は再現されずシングルジャケですが、オリジナルのカバーを再現した盾の形になったポスターが折り込まれ封入されていました。今回も大貫憲章さんのライナーです。前作と大きな変化はないが、ハウスのキーボードがバンドに美しい風景を持ち込んだと評しています。75年6月に書かれたライナーですが、本国やUSで大規模なツアーを行ったり、レミー脱退も起きていましたが、日本では情報が無かったようで、バンドの動向は書かれていません。日本では後年評価されるアルバムですが、この当時は話題にもならなかったようです。シルバーマシーンのヒットからわずか3年しか経っていないのですが。
国内盤については、この後キングレコードより81年にレコード再発。その後2013年のアトムヘンジによる正規CD発売まで、実に32年間リリースが待たされました。CDリリースでは待望の紙ジャケでオリジナル変形ジャケを再現しています。2019年にはCD再発盤が2019リマスターとしてリリースされました。そちらも変形ジャケ再現。


関連情報

・このアルバムのオリジナルUK盤(1975)のレビュー

・LPの日本再発盤(1981)のレビュー

・LPのアメリカ盤プロモ(1975)のレビュー

・EXILESさんのCDレビュー

・ATOMHENGE STANDARD EDITION(2013)のレビュー

・アトムヘンジ国内盤「絶対絶命」(2013)のレビュー

・ATOMHENGE THREE DISC EXPANDED EDITION(2013)のレビュー

・上記の国内盤「絶体絶命」トリプル紙ジャケット・デラックス・エディション(2013)のレビュー

・ATOMHENGE SUPER DELUXE BOXSET LIMITED EDITION(2013)のレビュー

・上記の国内盤「絶対絶命」スーパー・デラックス・ボックス・エディション(2013)のレビュー

・CDの国内再発盤「絶対絶命」(2019)のレビュー

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2019/06/04 update


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