Analog Disc
RCA ACTIVE - RCALP 6004 (1981)
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ベイカーとヘイルが抜けた後、ドラマーにマーチン・グリフィン(HAWKLORDS のドラマーでした)を再度迎えてRCA ACTIVEと契約。専任キーボーディストは迎えずに、ブロックとベインブリッジが担当することになりました。新たに契約したRCA ACTIVEからの第一弾アルバムは、SPACE RITUAL収録の名曲をタイトルに引っさげてリリース。録音は6月から8月にかけて行われ、9月末から11月中旬に渡る大規模ツアー(このツアーのプログラムはこちら)に合わせて10月にリリース。ゲストに久々にムアコックを起用、彼の作詞、ボーカルによる Coded Languages を収録。またムアコック作詞の曲がこれを含めて4曲も収録され、協力体制が強まっています。BRONZE 時代からのヘビーで元気の良いサウンドはよりダイナミックになり、作品全体がパワフル。シングルカットしステージでは定番だったAngels Of DeathやStreets Of Fearにみられるヘビーなリフが非常にカッコいいですね。 ラントンのペンによるRocky Pathsでは、初めて自身のリード・ボーカルを披露。ブロックとベインブリッジによるキーボードサウンドもかなり露出しています。タイトル・ナンバーはセルフ・カバー、ギター・リフ等を取り入れ、若干メロディアスな楽曲に変身しました。この頃から、各メンバーの個性を各曲で感じられるようになってきたように思います。
前作を上回る全英19位という結果がこのアルバムの成功を裏付けています。
インナー・シートにはブロックがファン宛てに書いた文章が載っています。バンドの動向(グリフィンの加入、キーボードはベインブリッジとやるということ)、81年6月に行った、ストーンヘンジとグラストンバリーに集まったファンへの感謝が述べられています。ファンとのコミニュケーションを積極的にしてきたのもこの頃からだと思います。
・このアルバムのAtomhengeリマスターCD(2010)のレビュー
・EXILESさんのCDのレビュー
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2018/01/15 update