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Compact Disc

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SIMON HOUSE | YASSASIM

EMERGENCY BROADCAST SYSTEM - EBSSCD 115 (1994)
HAWKWIND - HAWKVP31CD (2005)

Simon House / Yassasim
デジパック。ブックレット。EBSはバンドとダグ・スミスが立ち上げたインディレーベル。
のちにGriffin Music (USA)、VoiceprintのHawk Records (UK)から再発CDがリリースされています。

  1. Yassasim
  2. Orion
  3. Northlands
  4. Omedlor Rides Again
  5. Laithwaite Star Drive
  6. Neuroscape
  7. Sherwood
  8. Oldayze

Yassasim アルバムタイトルにも付けられているタイトルナンバー。打込みのパーカッションとシンセベースによるリズムとストリングスのバック演奏の上で、ホークウインドでのインプロで聴かせるアクロバティックでマジカルな印象のあるエフェクトをかけまくったバイオリンソロを展開、所々メロディアスなスローパートを挟み後半は激しさを増した演奏となる。
Orion 打って変わりスローでドリーミーな曲調。前半バイオリンがソロを弾き、その後はややテンポアップしキーボードの演奏が続きます。またバイオリンがかぶさり、イントロのスローパートに戻る。1曲目同様、明確な主題メロディがないので、全体としてアンビエントな音の流れを目指しているようです。
Northlands 15分の大曲。壮大なイントロからアルペジオ、主題らしきメジャーなコード進行に乗ったメロディがロンド調に展開。キーボード主体の演奏でメロディアスでキラキラしたシンセも美しい。リズムが入り速いパッセージのシンセの演奏の後、バイオリンソロ。速弾きシンセとバイオリンが交互に演奏され、互いにユニゾンを取りながら目まぐるしく展開。主題が戻り終盤を迎える。
Omedlor Rides Again ポップさもあるメロディアスなナンバー。バイオリンが主役。
Laithwaite Star Drive 前半のアップテンポから後半はテンポダウンし叙情的かつメジャーで明るい曲。この曲に限らず、各曲タイトルからやはりスペーシーなコンセプトが垣間見えます。
Neuroscape シンセベースに呼応するバイオリンのリフが特徴的で、ストイックな印象。
Sherwood シンセオケ、ピアノの伴奏に美しいバイオリンソロが展開。終盤を飾るドラマティックな曲。
Oldayze メジャーコード進行によるエンドロール的スロー系の曲。


関連情報

サイモン・ハウス・ディスコグラフィ

2022/03/12 update


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