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NIK TURNER | THE FINAL FRONTIER

PURPLE PYRAMID - CLO1195 (2019)

前作LIFE IN SPACEとほぼ同じ布陣で制作されたアルバム。サイモン・ハウス、ポール・ルドルフらがゲスト参加。いよいよ枯れた味わいが板に付いてきたかのような作風。

NIK TURNER / THE FINAL FRONTIER
デジパック。ブックレット無しの簡素な作り。

  1. Out Of Control
  2. Interstellar Aliens
  3. Thunder Rider
  4. The Final Frontier Part 1
  5. Back To The Ship
  6. Calling The Egyptians
  7. Strange Loop
  8. The Final Frontier Part 2
  9. Pad4

Out Of Control サックスによるリフのイントロ。リズムが入ると初期ホークスのような反復するハードロック。ターナーのボーカルは曲調に反しておとなしい。
Interstellar Aliens メロディアスなバラード。朗々と歌うターナー。ハウスのバイオリンが哀愁を帯びています。
Thunder Rider 自らのニックネームを冠したタイトル。曲そのものは抑揚のあるものですが、ボーカルのミックス音量が低めで迫力が足りない印象。
The Final Frontier Part 1 アルバムタイトルナンバー。スローテンポでサイケな音空間を漂うような曲。
Back To The Ship リズムレスの長いイントロ。吹きすさぶ電子音の中、朗読とバイオリン、フルートのアドリブ。ドスの入ったリズムが入り、バイオリンをバックにターナーのボーカル。こういうのが、やっぱり良いですね。
Calling The Egyptians 土着的なリズムにアラビアンスケール風のギター。久々のアラビアン傾向の曲。
Strange Loop インストゥルメンタル。ハウスのバイオリンが主役、明るいムードのアップテンポな曲。
The Final Frontier Part 2 静のPart 1に対して動の印象。ここでもハウスのバイオリンがアドリブ。
Pad4 うねるシンセにフルートのアドリブ。

前作からの雰囲気にある作風で、抑えめのボーカルといい、年齢なりの振る舞いなのかもしれませんが、少し寂しい感じがありますね。ICUの活動なども並行しているので、もっと元気を出したような方向性はあると思います。


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2020/04/07 update


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