Hawkwind Daze Logo

Analog Disc

Top > Related Artists > INNER CITY UNIT> NEW ANATOMY

INNER CITY UNIT | NEW ANATOMY

DEMI MONDE ‎– DM001 (1984)
GONZO - RRA104CD (2015)

ギタリストがスティーヴ・ポンドにスイッチ。ベースに元ホークウインドのデイヴ・アンダーソンが加入、デッド・フレッドはキーボード専任に。アンダーソンが設立したレーベルDEMI MONDEの第1弾リリース。

INNER CITY UNIT / NEW ANATOMY, LP盤
INNER CITY UNIT / NEW ANATOMY, LP盤
シングルジャケ。ライナーなどは無し。

SIDE A
  1. Young Girls
  2. Convoy
  3. Beyond The Stars
  4. Help Sharks
  5. Birdland
SIDE B
  1. Lonesome Train (On A Lonesome Track)
  2. Forbidden Planet
  3. Stop The City
  4. Doctor Strange
  5. Wildhunt
  6. Hectic Electric 48K Spectrum Programme (Load It Don't Hold It)

以下は2015年にリリースされたCD。8トラックのボーナスを追加収録。
INNER CITY UNIT / NEW ANATOMY

  1. Young Girls
  2. Convoy
  3. Beyond The Stars
  4. Help Sharks
  5. Birdland
  6. Lonesome Train (On A Lonesome Track)
  7. Forbidden Planet
  8. Stop The City
  9. Doctor Strange
  10. Wildhunt
Bonus Tracks
  1. Cars Eat With Autoface (the heavy version)
  2. Watching the Grass Grow (demo)
  3. Alright on the Flight (demo)
  4. King Bee (live Bristol)
  5. Nightlife (demo)
  6. Lonesome Train (live Salford)
  7. Ejection (live Salford)
  8. Forbidden Planet (live Salford)

バンド周辺で大きな変化がありました。ニック・ターナーは82年半ばよりホークウインド に復帰、ツアーに帯同。翌83年にはデッド・フレッドもホークスのギグに参加するようになりました。11月にICUと深い関わりのあったバーニー・バブルスが自殺。そう鬱病だったことや、業界で彼のデザインの採用が減ってきたことでの経済的な困窮もあったそうです。そして前作までのギタリスト、トレヴ・トムズ、ドラムのディノ・フェラーリが脱退しており、以前一時的にICUに参加したことのあるスティーヴ・ポンドがギタリストとして加入。
84年2月〜3月にターナーとフレッドは前年に続きホークスのツアーに参加。ICUのWatching The Grass Growがセットリストに加えられました。
ICUは4月にドラマーが決まらないままスタジオの予約が迫り、ポンドがLINNドラムのプログラムを短期間でマスターしたことで、ドラムは全てLINNで制作されました。
楽曲はパンク色を残しながらも、トラッド的なニュアンスなども取り入れたブリットロック的な重厚感を醸しています。トムズが抜けたことと、アンダーソンの加入が影響していると思われます。その意味ではホークスファンには、こちらの方向性の方が聴きやすいかもしれません。ターナーとフレッドは5月以降もホークスツアーに参加。8月をもってフレッドはホークスから離脱、ターナーは84年いっぱいはホークスに残ります。
ICUのこの体制も長続きせずアンダーソンが脱退してしまいます。
CDはおそらくこの時期のデモテイク、それに85年2月のサルフォードでのギグテイクを収録。


関連情報


インナー・シティ・ユニット・ディスコグラフィ

ニック・ターナー・ディスコグラフィ

関連アーティスト・ディスコグラフィ

2021/05/01 update


HAWKWIND DAZEトップページに戻る