Compact Disc
SHELLSHOCK - LORDS1015 (2015)
またメンバーに変更。エイドリアン・ショウが離脱。代わりにベースに抜擢されたのは、無名に近いトム・アシュースト。ホークスやゴングの周辺フェスティバルバンドの関係者のようです。アルバムは前2作の路線上にあるが一段上のクオリティにアップ。オリジナリティ面でも十分。プロデュースは前作に続いてポール・サンプソンとジェリー・リチャーズ。
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Re-Animator シンセシークエンスにパワーコードのハードロックがかぶさるカッコいい曲。このバンドは毎アルバムごとオープナーには期待させてくれます。
Blink Of An Eye メロディアスだがサイケっぽいニュアンスを持った曲。若いベーシストが入ったせいかさらにリズムが溌剌としています。
Evolver 今回もジョン・クロウが作詞、朗読でこの曲に参加。多少哀愁味を帯びつつストイックにテーマを繰り返す曲ですが、やはりリズム隊の力強さがこのバンドの持ち味であることが分かります。トランス感もあり良い曲。
The Last Change 金属質のような冷たいシンセの音、水のSEなどを交え電子音や複数のシークエンスなどによる情景描写のような曲。
Space Monkey アルバムカバーにも反映しているタイトル。ジャングルに突如空から宇宙船が落下してくるという冒頭のサウンドスケープは素晴らしい出来。曲はアグレッシブなハードロック。
One Day ホークスのHurry On Sundownを意識したリチャーズ作のフォークロック。こういうの聞くとリチャーズは本当にホークスが好きなんだなぁと思います。
The Dreaming タイトルのように夢見るような美しいコード進行をシンセとアコギで演奏、その上で突き抜ける高音のシンセがリードを取ります。後半のボコーダー調のフォーキーなボーカルも良い。
The Joker ギターを前面に押し出したホークスっぽいストイックな曲。リズム隊の重量感もあり迫力ある演奏、素晴らしい。
Shadow Of The Machines シンセのS&Hが流れるイントロ、リズムが入りストリングスが流れギターがテーマを提示し各種効果音、電子音、ボイスが流れていきます、この曲もカッコイイです。
HAWKLORDS ディスコグラフィ
ホークウインド関連アーティスト
2019/12/30 update