Analog Disc
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UNITED ARTISTS - UP35808 (1975)
70年代のシングルで最もレアとされているジャケ付きは、初回分のうち僅かしかリリースされませんでした。
75年に入ってからも精力的にツアーを続ける中で、ニューアルバムのレコーディングのため3月にスタジオに入ります。これはアルバムに先行して3月にリリースされたシングル。ムアコックの詞による曲で、当初彼自身のソロ・プロジェクトのために書いたらしいのですが、ホークスに採用されてしまったとのこと。このトラックはアルバムWARRIOR ON THE EDGE OF TIMEにも収録されます。
B面はレミー作の、後の自身のバンド名にもなるタイトルです。USツアー中、ロスのハイアットホテルで書いた曲。当時ELO初期メンバーだったロイ・ウッドも同ホテルに宿泊中で、ウッドがレミーにオベーションを貸してくれて、それで作ったとのこと。レミーがリード・ボーカル、中間ソロはバイオリンという構成です。レミーはハウスについて、狂気じみたバイオリン弾きと評してとても評価していました。ドラムはパウエル。
6年後の81年に何故か FLICKNIFE からシングルで再発売され、ブロックのリード・ボーカルに差し換え、ハウスのバイオリンも抜いて自分のギターに換えてしまうというバージョンになってしまいます。レミーさん、「デイブがムチャクチャにしやがって」と言ってました。
このシングルの発売告知はこちら。
2013年4月にATOMHENGEがレコードストアデイ記念で復刻レプリカをリリースしました。
・Kings Of Speedが収録されているアルバム WARRIOR ON THE EDGE OF TIME(1975)のレビュー
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2018/01/16 update