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引き続き、ブロック、チャドウィック、デイヴィ、ステュワートの4人編成での活動。9月には新作TAKE ME TO YOUR FUTUREをリリース。片面CD、片面DVDというデュアルディスクフォーマットでした。10月から11月にかけて英国内をツアー。12月は恒例のクリスマスギグをアストリアで実施、久々にヒュー・ロイド・ラントンが参加。
WEIRD TAPES 8 - LIVE 1966-'73
HAWKWIND RECORDS - HAWKVP36CD
WEIRD TAPESシリーズ最終巻。シリーズのCD化は2000年にされたのですが、なぜかこのタイトルだけリリースされず、6年後にCD化。60年代にブロックが在籍したバンドや70年代のホークスのライブ音源など。
THE COLLECTION
EMI gold - 0946 3 59218 2 3
リバティ-UA時代の1stからHALL OF MOUTAIN GRILL、LIVE’74までのアルバムやライブ、シングルなどからセレクトしたコンピ。
LIVE '74
EMI gold - 0946 3 59644 2 4
97年にリリースされた74年USツアーの収めたTHE 1999 PARTYの中から9曲セレクトした廉価版。
TAKE ME TO YOUR FUTURE
HAWKWIND RECORDS - HAWKVP38DD
ホークス初のデュアルディスクフォーマット。前年のTAKE ME TO YOUR LEADERのオフテイクなど未発表テイクになるCDサイド、既存プロモビデオやステージ、リハーサル映像のDVDサイドで構成されたデュアルディスク。CD収録曲にはカルバートのボイスを多用、A.ブラウン参加曲、レミー参加のSilver Machine21世紀リミックスなどファンサービスの要素が高いアルバム。
アラン・デイヴィが再度の脱退をします。前年12月のツアーでの疲労や自作曲がアルバムに採用されないなどの不満が溜まっていたそうです。ブロックに相談のメールを送ったのですが、1月にブロックの実母が逝去したことなどから、その対応ができなかったそうです。ブロックはチャドウィックと一緒にデイヴィに相談に行こうとしたのですが、デイヴィから脱退の意思表示があったとのこと。ホークウインドでのメンバー離脱については、このようなすれ違いが要因となることが多い気がします。しかしそれを引き起こしてしまうのは、ブロックのメンバー個々人へのサポートが足りないことが原因だと思います。デイヴィはレミーとホークスについてよく話したと言います。ホークウインドに在籍することは素晴らしいし、たくさんの事をした。けれどもそれは痛みを伴うこともでもある、とのこと。デイヴィ脱退後のベースはMr.ディブスが担当します。
6月に2003年から4年ぶりのHAWKFESTを実施。ここでブロックと長年ダンサー役で近年はマネージメントでブロックを支えてきたクリス・テイトとのウエディングパーティも開催されました。同月USのプログレフェス、NEARFESTに招かれ、ブロック、チャドウィック、ステュワート、ディブスの4人で渡米。3箇所でギグを実施。12月は恒例のアストリアを含む4ギグを行いますが、この時4名に加えてティム・ブレイクが参加します。ステュワートに加えて、ツインキーボードとなり、ブレイクは主にショルダーキーボードをメインに演奏するようになります。
SPACE RITUAL COLLECTORS EDITION
EMI - 0946 3 94071 2 5 (HAWKSR 4)
EMIによるホークス企画、SPACE RITUALのコンプリート仕様。2CD+DVD(PAL)。LP収録時に演奏の一部がカットされたBrainstorm、Welcome To The Futureをノーカット完全版として収録、さらに公式未発表だった同ツアーの別晩ライブテイクや未発表のYou Shouldn't Do Thatの別晩テイクも加えています。DVDサイドには、Silver MachineとUrban Guerillaのプロモーションフィルム、CD本編のハイレゾPCM2chとDTS及びドルビーデジタルの5.1chを収録。
GREASY TRUCKERS PARTY *VA*
EMI – 50999 503239 2 4 - HAWKSR 4
72年の伝説的イベントGreast Truckers Partyの模様を収めたコンプリート版が登場。ホークスの他マンとブリンズレー・ シュウォーツの演奏も収録。以前のリリースは抜粋でしたので、当日のフルステージが収められたのはこれが最初になります。
ディスコグラフィ1 Analog Disc
ディスコグラフィ2 Compact Disc
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2024/12/02 update