Compact Disc

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YULE RITUAL
LONDON ASTORIA 29.12.00

HAWK RECORDS HAWKWVP19CD (2001)

Hawkwind Yule Ritual CD
2CD、ジュエルケース、ブックレット。

  • CD1
    1. Electronic Intro
    2. Levitation
    3. Money Tree (Spacebrock)
    4. Space Is Deep
    5. Flying Doctor
    6. Warrior At The Edge Of Time
    7. Angels Of Death
    8. High Rise
    9. Damage Of Life<
  • CD2
    1. Lighthouse
    2. Sonic Attack
    3. Freefall
    4. Motorway City
    5. Hurry On Sundown
    6. Spirit Of The Age
    7. Assassins Of Allah

  • 2001年は HAWKESTRA の流れをひき、ブロック、チャドウィック、リチャーズ、ロン、ハウス、デイヴィ、ゲストがクニブトン、ジェズ・ハゲットの布陣で3〜4月のスプリング・ツアーを実施。クニブトンが参加しないステージもあり、その時はハウスが久し振りにキーボードを弾いたようです。8月にはカンタベリーフェスに出演。この時ヒュー・L・ラントンが復帰しました。フェスのMCを担当したアーサー・ブラウンがホークスのステージでSilver Machineを歌う!というサービスがありました。
    その後アラン・デイヴィはアリに改名、そして正規復帰のアナウンスがされました。ここでメンバー構成はブロック、チャドウィック、ラントン、アリ、ハウスの5名というコンパクトなものになりました。ホークス在籍暦の長いメンバーばかりで、現在考えうる最もホークスらしい布陣に。この5人編成で10〜11月のオウタム・ツアーをこなし、12月20日のXマスギグまで、勢力的なギグを行いました。Xマスギグは上記の5人に加え、ゲストでブレイク、リズ、そして久し振りにダニー・トンプソンも参加しました。

    そのXマス・ギグに合わせて、前年のアストリアのライブを収録した2枚組がリリース。久々のレギュラー・アルバムで、音質、演奏ともに完全復活を遂げたホークスを力強くアピールしています。このステージでは、ブロック、チャドウィック、リチャーズ、ロン、アリ、ベインブリッジ(アルバムのクレジットには出ていませんが参加しています)、ハウス、クニブトン、ブレイク、ハゲット、リズが参加した大編成で、HAWKESTRAの余韻をひいたメンバー構成になっています。ゲストのジェズ・ハゲットはサックス&フルート担当でホークス参加はこれが初めて。またマイケル・ムアコックも久々に電話回線から元気な朗読で参加しています。
    選曲は80年代までのナンバーが中心で、90年代以降の曲は唯一新曲、Money Treeのみ。この時もHAWKESTRAと同様お祭り的要素が強いのでオールド・ナンバーばかりの演奏にしたのかなと思いましたが、その後も同様の選曲でギグを行っています。
    いずれにしてもこのアルバム、HAWKESTRAで活性化されたのでしょう、90年代後半のいまひとつ冴えなかったホークスを払拭するかのような胸のすく演奏が収められています。

    クレジット修正再発版(2002年)


    修正版ブックレットの一部。メンバー表記、参加曲など詳細なものになっております。裏ジャケも修正済み。

    翌年には、クレジットを修正したものがリリースし直されました。表のグラフィックこそ同じですが、ブックレットの中身は、当日のステージ写真を使用した新デザインになりました。ベインブリッジの名前も表記されています。その際Money TreeがSpacebrock にタイトル変更されました。この曲、確かにブロックのソロSPACEBROCKに収録された同題曲ですね。

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    2017/12/12 update


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