Compact Disc
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ATOMHENGE - ATOMCD 1005 (2009)
ジュエルケース、ブックレット。
Bonus Tracks |
2009年に入ると、いよいよATOMHENGEからの各アルバムの発売がスタート。年代順ということではなく、用意できたものからリリースされました。再発リリースは他にブロック、カルバート、ラントン、ベインブリッジ、スインデルスらのソロも含んで2011年頃まで続きます。
CHARISMAレーベル移籍第1弾の印象的なアルバム、レミーの脱退からルドルフ加入、ステイシアの離脱。カルバートの復帰、ダグ・スミスからトニー・ハワードにマネージメントを変更など、大きな変化の後にリリースされた作品は、サウンドも大幅に変化。ファンには動揺も起こし、プレスでも賛否両論のアルバムとなりました。この後さらにメンバーの入れ替わりが続く激動の歴史となっていくのですが、翌年のQUARK, STRANGENESS AND CHARMがホークス史に残る名作としてスタンダードな作品になったため、このアルバムはやや毛色の変わった位置付け。カルバートのストーリーテリング志向が色濃く出ている楽曲やルドルフ&パウエルのファンキー傾向やクロスオーバーテイストが加味されたインスト曲など従来の路線とは異なる作風ですが、昨今のステージではSTEPPEN WOLFは定番の扱いになっていますね。
ボーナストラックは先行シングルKERB CRAWLERの両面曲に加えて、アルバムリリース後に発売されたCHARISMAからの2ndシングルBack On The Streetsの両面曲ですが、シングル盤のミックスとは異なる別ミックスが発掘され初登場です。印象が変わるような大きな違いはありません。
ブックレットはATOMHENGEのプロデューサー、マーク・パウエルの解説、リリース当時の音楽紙のインタビュー、ステージ評など。ステージではルドルフがギターを弾く場面もあり、かなり達者だったようです。そういうこともあってか、テクニカル志向のパウエル達がブロックを追い出そうとニックさんらと共謀するという流れになってしまうのでした。
・このアルバムの国内盤「アストウンディング・サウンズ、アメイジング・ミュージック -2009アトムヘンジ・マスター版」のレビュー
・オリジナルLP盤ASTOUNDING SOUNDS, AMAZING MUSICのレビュー
・EXILESさんのCDレビュー
・シングルKerb Crawlerのレビュー
・シングルBack On The Streetsのレビュー
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2017/11/11 update